序幕
それは、戦乱の時代。
乱世の英雄として並び称された二人と、
その英雄たちに仕えた親友同士の二人、
総じて四人の物語。
英雄たちにとっては、その後も長く続くであろう戦いの序曲。
親友たちにとっては、幸せであった時代の終焉、その関係の終幕。
そして一同が集う、最初で最後の運命の時。
彼らの行動に、幸あれ。
彼らの生と死に、幸あれ。
そして全ての命に、幸あれ。
それは、歴史の裏側。誰も知らない、彼らだけが知る物語。
第壱幕
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